AINAS OSS申請共同利用システム | 公益財団法人自動車情報利活用促進協会

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理事長挨拶

 自動車情報利活用促進協会(AINA)は、平成27年3月30日、政府が推進する自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)において、全ての大量申請を行う方が利用できるOSS申請共同利用システム(AINAS)の構築・運用を目的として設立、同年9月30日に内閣府より公益認定を受け、現在に至っております。

 昨今、自動車業界を取り巻く環境は転換期を迎え、特定整備など高度化する車両技術への対応や整備士不足、若年層の自動車離れなど課題が山積しております。そして感染症流行によりあらゆる領域でデジタルシフトが進む中で、改めて自動車登録手続きのあり方が問われています。また、政府によるデジタル・ガバメント推進の取組により、本人確認の鍵となる「マイナンバーカード」の普及が進んでいることは、自動車登録手続きのデジタル化を考える上で重要な要素の一つとなっています。

 さらに、令和5年1月より、車検証の電子化および記録等事務委託制度の運用が開始され、ますますOSSの重要性は高まっております。当協会は、AINASを提供することを通じてOSS申請に係わる利用者の費用・負担を大幅に削減することにより、自動車ユーザーの利便性の向上やOSSの利用促進等に寄与することを目指しております。

 私共は、引き続きAINASの安定稼働に努めるとともに、自動車業界における啓発活動や、更なる申請業務の効率化のための調査研究を行い、利用者の皆様の期待に一層応えて参る所存です。

 今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人自動車情報利活用促進協会
  理事長 橋本一豊